Seija no March

午後になって
太陽が濡れた頬を乾かして
静かに燃える日々の頼りない輪郭をなぞった

そこにただ在るだけで
そのまま ぎゅっと引き寄せて
わけもなく抱きしめて
こと切れるまで

モノクロの葬列を見送った町外れの丘からは
鈍色に立ち昇る悲しみが見えたんだ

そばにただ居るだけで
涙がそっと流れ落ちて
祈る前に抱きしめて
朽ち果てるまで

血の味のしない 僕らの魂
手繰り寄せた手が震えていたんだ
寂しくなったよ
愛おしく思ったよ また

そこにただ在るだけで
そのまま ぎゅっと引き寄せて
わけもなく抱きしめて
いつの日か こと切れて
朽ち果てるまで

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